中古マンションの購入が初めての方は「何から始めたらいいのか?」と不安に思うかもしれません。
事前に気をつけておくポイントをおさえることで、中古マンションの購入後に後悔する可能性が低くなります。
そこで今回は、中古マンションの購入時に後悔しないためにすることについて3つの例をご紹介させていただきます。
後悔しないために!お金のトラブル対策
どの物件にも言えることですが、購入後に後悔しないためには事前の資金計画を入念に行う事が重要です。
たとえば転職に伴って、万が一年収が減ってしまっても、きちんと返していける返済計画を立てておくと安心ですよね。
また、月収から毎月の支出額(交通費や食費、子供の教育資金など)を差し引き、さらに老後の資金としての貯蓄額を鑑みて、その毎月のローン返済額を軸に物件を探すのもいいでしょう。
また、中古マンションは条件によって住宅ローンの融資を受けれない場合があるので、購入予定の中古マンションがローンを借りられるかどうかも確認しておくべきポイントです。
後悔しないために!内見時の設備を確認
中古マンションでは耐久性・耐震性の確認も重要ですが、案外見落としがちな「設備」の確認も重要です。給湯器の使用年数や換気扇の使用可否、配管の劣化具合等も確認しておくと良いでしょう。
そのほかにも、共用部分についてはマンション側が点検や修繕をきちんとおこなっていれば問題はないですが、念のためしっかりと内見時に確認しておきましょう。
また、共用部分に何かしらの欠陥がある場合は、管理業者のほうで修繕費用を払って修繕をおこなってくれますが、専有面積については所有者の責任で修繕しなければなりません。
万が一ということがありますので、購入後の後悔を未然に防ぐために、しっかりと物件内見時に確認をしておきましょう。
後悔しないために!購入後の維持費も考慮しておこう
中古マンション購入で後悔しないためには、維持費についても考えておく必要があります。
維持費の具体的な費用としては、管理費や修繕積立金が含まれます。
管理費については、中古マンションを日々維持していくためにかかる費用のことです。
物件の清掃費用などがこれに該当します。
一方、修繕積立金については、中古マンションの大規模工事に使用するお金で、建て替え工事などに使用するため、毎月一定の額を納めていく必要があります。
この管理費や修繕積立金については、契約時に提示されていた金額よりも値上がりしてしまう事もあるため注意が必要です。
契約後に値上がりする理由としては、市場経済のインフレや当初の想定以上に建物や設備の劣化が激しかったことなどが挙がります。
前者については想定しずらいものではありますが、現状の管理状況を確認し、各積立金の額や滞納がないかなどを確認しておくのが良いでしょう。
最後に
外観や内装、立地や価格なども重要なポイントですが、中古マンションを購入する時には「資金計画・物件設備・維持費」も見るようにしましょう。
内見時や契約時に気になることは何でもご質問いただき、頼っていただけますと幸いです。